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2023/03/18

ギーについて

ギーというのは無塩バターを煮詰めて水分やたんぱく質、糖質などをろ過して除いたバターオイルです。

今も伝わる東洋医学であるアーユルヴェーダではもっとも優れた油といわれていて、酸化しにくく保存性が良い良質な油です。

古代インドから伝わる医学のアーユルヴェーダの古典には
「ピッタとヴァータを鎮め、液体、精液、生命力のために有効であり、冷却性があり、身体を柔軟にし、声と顔色をよくする」となっています。

ピッタとかヴァータとか言われても???かもしれませんが、全ての油脂類の中で最も優れた油とされていて、消化力を上げて食べ物の味を良くする食欲増進剤にもなる油です


ギーを毎日食べる事が健康の維持・増進になるとされてます。


~~~ピッタとヴァータの説明~~~

ピッタというのは火のエネルギー
ヴァータというのは風のエネルギー
もうひとつカパというのがありそれは
水のエネルギー

アーユルヴェーダでは人の体や宇宙のあらゆるものが五つの構成要素(地水火風空)からなっているという基本概念があり

それを3つのエネルギー(ドーシャ)に分類してこの3つのエネルギーのバランスが各個人で違うとしていて、そのバランスが崩れたら病気になると考える

そのエネルギーは体の中の機能として生活習慣(食事・睡眠・運動(性生活))やその時の環境(気候・風土など)・時間・心の状態
などで変化していて

自分が多く持っているエネルギーが増えるとバランスが崩れて不調になる場合が多い

ピッタは温性という特徴から自分の中の熱が上がりやすく炎症系の病気になりやすかったり、鋭性という特徴から自分の胃酸で胃を調子悪くしたりなど(胃酸過多)がある

ギーは冷性という特徴があるので特にピッタの憎悪を防いでくれるとなっています。

風のエネルギーのヴァータは乾燥性という特徴があるので、ギーの良質な油性がそれを抑えてくれるとなっています。

(ヴァータが憎悪した時は乾燥・冷え性・便秘・関節痛などの体の痛み・不眠症・精神的な不安などなど)

~~~ピッタとヴァータの説明終わり~~~


現代科学でもギーはコレステロールを上げないという研究報告も出ていて、コレステロール値を高めないばかりか、善玉コレステロールが増えると言われています。

そして水分をとばしているので酸化しにくく保存もきいて体にいいという事です。

「酸化した油」というのが体に良くなく
使い古した油であげた食べ物は消化しづらく未消化となり、体の中の毒素になって病気になっていくということがあります。


後は油によって消化しづらいものというのがあるのですが、全ての油の中でもギーは消化しやすく体の負担にならない為、積極的にとった方がいい油となってます。


慢性の発熱、貧血、血液の異常を軽減させて、解熱剤としても使わたりして

夜寝る前にホットミルクにギーを入れて飲むと便秘を改善したり睡眠の質を高めて良く眠れるという効果も望めます。



ギーの使い方

・炒め物の油として使う
・パンに塗るバターなど普段使っているバターの変わりにギーを使う
・就寝前にホットミルクにスプーン一杯のギーを入れて飲む
(不眠や便秘の解消、心や体を豊かにします)


ギーは消化に良く、他の食材の持ち味を生かす力が優れています。
(他の食材の性質の邪魔をしないでいかす働きをしてくれる)

そして心も体も豊かにして老化予防にもなります


積極的に取りたい常食していい油なのですが、油は油なので取りすぎには注意して下さい

カパ体質(水のエネルギー)の方にもギーはとてもいいのですが、カパ体質の方は元々持っている油性があるので、取りすぎには注意。

普段使ってる油も取り入れて、ギーも取り入れるなど、カパが悪化しやすい春やカパが増えやすい体質の方は油の取りすぎには注意が必要です

後は目を液体状にしたギーでひたすという目の健康法があるのですが、自分でするには湯煎などで溶かしたギーで浸したコットンを目に当ててしばらくおくか、目のまわりに塗ったりなどすると、目の疲れやすい方、今の時期花粉症などで目のかゆみがあって寝られない方などにオススメです

ギーについて
ギーについて

2023/03/12

その健康法あなたに合っていますか?

世の中には色々な健康法というのがありますが

それが果たして自分に合っているのか?

は試してみないと分からないし

試してみてもその時その時の
その人の状態で合う合わないがあるのだなぁ
という事がアーユルヴェーダを勉強してから分かってきました


人の体は日々変化し続けているし

1日の中でも変化をしている

時間帯によっても
季節によっても
年齢によっても
その人の今の状態によっても

そのものが体に及ぼす影響は
変わってくる


アーユルヴェーダには

時と場と量

を考えるというのがあります


それがどんな季節

どんな時間

どんな場所

どんな環境のもとで

どれくらいの量なのか


それを考えて
体がどう変化したかを
見なくては分からないし

適切な時と場と量でなければ
そのものの持つ効果が十分にもたらされないし、間違えると害になる事がある


例えばバナナやヨーグルトが
健康に良いからと聞いて

それをある季節
ある時間に
ある体質の人が
とり続け過ぎていると


かえって害になる
という事があるのです


ヨーグルトは腸内環境を整えるから良い

それは部分だけを見ると
そうかもしれませんが

そうじゃない事もある
という事を知る


単純にこれが体に良い
これが悪い
という事ではない

という事を知っていく


こんなに世の中で良いと言われているヨーグルトを控えるようにと言っているアーユルヴェーダは間違っている!


という事ではなく笑

怪しい理論や迷信とかでもなく

しっかりと体系化された理論があって今のその人にはそういうアドバイスになる事もあるという事で

ヨーグルトもバナナも体にいいものですが時と場合とその人の状態によるという事

そこだけ切り取られて
否定されてしまうのは
とてももったいない
残念な事なので…


アーユルヴェーダを勉強していくと世の中にある情報の精査が出来るようになってきたり

自分の頭で考えるという習慣が出来てくるのでとても面白いです


全ての人に
どれが間違っていて
どれが正解
というのがあるのではなく


答えはいつも自分の体にあります

しかし
ちょっと試して
駄目と判断して
それが本当にそうなのか?


自分で自分を知るという事が
出来ていないと
色々な情報に振り回されるという事になる


日々変化していくものでもあるので
自分で自分を知るというのは
なかなか難しい事ではあるのですが


アーユルヴェーダにはそのヒントが沢山あります

僕もまだまだ勉強しなければ
分からない
奥が深いものです


でもだから楽しい


自分で考える楽しさや
自分で自分を知っていく楽しさ

人を知っていく楽しさが

アーユルヴェーダを通して
みなさんに伝わっていったら
嬉しいです

その健康法あなたに合っていますか?
その健康法あなたに合っていますか?

2023/03/11

美肌は体の健康から

「胃腸がきれいになると肌もきれいになる」

これは最近わかった事ではなく5000年以上も前の人たちが知っていた生命の科学の真理です

綺麗な腸、整った腸は
綺麗な肌を作ります

今よく聞かれる腸内環境を整えるというのは
アーユルヴェーダで言うところの消化力(アグニ)の力が良く働いているという事に近いかもしれません

アーユルヴェーダの考える健康とは消化力だけでなく

3つのドーシャ(生命エネルギー)のバランスが取れていること、組織の生成、老廃物の生成と排泄が正常に機能していて、精神・感覚器官・自我意識が至福に満ちている状態

というのがあるのですが

その健康を保つためや健康増進のためへのアプローチの一つに、アーユルヴェーダのオイルトリートメントの「アビヤンガ」があります


アビヤンガは肌をきれいにするのが主目的というわけではないのですが

内側から整えていくので、
結果、肌質改善や健康的な美肌につながるトリートメントと言えます

表面的な一時的な潤いというよりも内側からの潤い

アビヤンガをして発汗してデトックスした後は色々な老廃物が出ていきます

浸透したオイルが体内の老廃物を浮かせてからめ取り、胃腸を通って便と共に体外へ排出させるのを促してくれるためです

健康的で内側から輝く体になるためには、その人本来の自己治癒力をいかして健康になっていくという事が大事です


薬効効果のある温めたオイルを使ったアーユルヴェーダのアビヤンガは、その時の気持ち良さだけではなく、その後の効果があるというのが特徴です


その人のその時の体質や体調に合わせて選んだオイルの効果は、続ければ続けるほど体が整っていきます


きれいな健康的な肌を目指してる方

是非内側からのケアに目を向けてみて下さい


その為のアドバイスもアーユルヴェーダの智恵をかりてお伝え出来ればと思っております

美肌は体の健康から
美肌は体の健康から

2023/03/09

春の整え~ガルシャナ(ドライマッサージ)のおすすめ

日差しが心地よく春を感じる気候になってきましたね🌸

気持ちいい気候なのですが、花粉が凄くて鼻炎やかゆみに悩まされたり、今一気分があがらないという方も多いのではないでしょうか

花粉が原因というのもあるかもしれませんが、そもそも春を迎えるにつれて体が重く感じたり、眠気が増したり、体の変調が起こるというのは

春がそういうエネルギーが増える季節だという事と、春を迎える前から体に蓄積しているものがあるからということでもあります

冬に溜まったものがうまく流れていかないと、春に色々な症状として体がサインを出していきます

春を軽やかに過ごすには
春を迎える前の冬の時期からのケアが大切なのですが、今の時期から出来る事としては
その蓄積しているものを流していくか
それ以上蓄積させないかが大切になってくると思います


そんな蓄積しているものを流していくという意味で春は絹の手袋でするドライマッサージがおすすめです


絹の手袋で優しくするマッサージは
皮膚表面の角質を落として
毛穴を開き、代謝を上げる効果があります

ガルシャナ後はオイルの浸透もよくなり
ツルツルなお肌になるのでオススメです


そしてなにより全身のガルシャナ後は体が驚くほど軽くなります♪


せっかくの春の日射しが気持ちいい季節ですので体調を整えて軽快に過ごしていきたいですね


運動不足、消化不良、食べ過ぎ、むくみ、冷え、筋肉のこり、花粉症、体の重さを感じている方などにオススメですので
カウンセリング時に是非ご相談ください♪


絹の手袋はネットなどでも購入できますので
この時期のセルフケアとしても是非試してみてください✨

春の整え~ガルシャナ(ドライマッサージ)のおすすめ
春の整え~ガルシャナ(ドライマッサージ)のおすすめ

2023/03/08

花粉症でお悩みの方へオススメの健康法

春の花粉症に加え、ある時期から副鼻腔炎にも悩まされていた時がありました

副鼻腔炎は長い期間耳鼻科の薬を服用していたのですが全く治らずで、結局最終的に膿を取り出す手術をしました


再発するかもしれないので注意して下さいという事だったのですが、副鼻腔炎の方は今はすっかり大丈夫になりました

その後アーユルヴェーダと出会い
花粉症の解決は半信半疑で始めた
点鼻オイルで改善していきました


アーユルヴェーダスクールで勉強したての頃は食事療法はそれほど意識せずに
(アーユルヴェーダの先生方すみませんm(__)m)

それでも早起きする事とアツアツの白湯をちびちび飲む事と鼻にアヌタイラオイルを点鼻するという自分が続けられる習慣だけ実践して

花粉症の症状がおさまっていきました

鼻にオイルを点鼻する健康法をアーユルヴェーダでは「ナスヤ」と呼ぶのですが

鼻に2滴ずつのオイルを点鼻するという「ナスヤ」はアーユルヴェーダでは毎日すると良いこととなっています

花粉症や鼻炎だけでなく、目や耳を含む鎖骨から上の病気の予防全般、特に髪の毛を健康で丈夫にして、白髪や抜け毛防止、シワなど顔の老化対策、声がよくなる、ボケ防止…などなど、色々な効果があるとされています



僕が使っていたのはアヌタイラという沢山のハーブを煎じてつくった薬みたいなオイルですが、熱処理をした太白ゴマ油でも十分効果はあります



たまに少し鼻が出る日もありますが花粉の量が凄いと言われている今春も薬などに頼る事もなく過ごせています

やり方はあお向けに寝て、鼻腔が少し上を向いた状態で、各鼻腔に2滴ずつ油をいれて、
片鼻を押さえて優しく少し吸い込む
そのまま1分から2分待って、その後は起き上がって口やのどをぬるい水ですすぐ

鼻が出てくるようであれば、鼻をかんで大丈夫です


鼻にオイルは初めはなかなかハードルが高いかもですが、色々良い効能があるというのと、花粉症だった自分は実際効果を実感したので、是非試してみてください✨


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花粉症でお悩みの方へオススメの健康法
花粉症でお悩みの方へオススメの健康法

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